Vol.3 花粉症対策に力を発揮するはちみつ


皆様、こんにちは。一般社団法人日本はちみつ美容協会代表理事東出佳子です。

3月21日(月)に、気象庁が東京の桜の開花を発表いたしました。
同日夜には、東京のシンボルでもある東京タワーがピンク色に輝きました。

お花見シーズンでもあるこの時期お花見を計画している方も多いのではないでしょうか?
ただ花粉が飛散するシーズンの到来時期でもあるため、花粉症の方には憂うつな時期でもありますね。

そこでこの時期マスクやお薬が手放せないという方にぜひ知っていただきたい、花粉症対策に力を発揮するはちみつと、有効な食べ合わせについてお話したいと思います。

花粉症とはそもそも、花粉が鼻やのどや目など粘膜に付着することで起きるアレルギー反応の一種。
この症状は“ヒスタミン”という成分が体内で放出されることで起きるといわれています。

はちみつには数十種類のポリフェノールが含まれており、強い殺菌効果があります。
代表的なものとして挙げられるのはカフェ酸、ケルセチン、p-ヒドロキシ安息香酸、p-クマル酸、ケンフェロール、バニリン酸、ガランギンなどです。

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はちみつに含まれるこれらのポリフェノール類は、ヒスタミンの放出を抑える効果が期待できます。
また純粋なはちみつには少量ですが花粉が含まれているため、日常的に摂取することで花粉への免疫をつけることができるのです。

ビーポーレン(花粉団子)や花粉が練り込まれたはちみつを6カ月ほど前から摂取することで、翌年の花粉症対策を行うのも有効です。

そして食べ合わせとして有効だと言われているのが、みなさまのご家庭にもよくあるヨーグルトです。
ヨーグルトや牛乳に含まれる“βラクトグロブリン”は、花粉症に効果を発揮することが学会でも発表されています。

またヨーグルトなどの乳製品に含まれる乳酸菌にも花粉症軽減効果があるそうで、さまざまな機関で乳酸菌のアレルギー緩和についての研究がなされています。
乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで免疫機能を高められるのも大きいようです。

はちみつヨーグルトなら、日々の生活に無理なく取り入れることができるかと思います。
みなさまも甘く美味しいはちみつ&ヨーグルトで、つら~い花粉症の対策をしてみてはいかがでしょうか?

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Written by
はちみつ姉妹
日本はちみつ美容協会代表理事 東出佳子&日本はちみつ美容協会副代表理事 東出直子
http://apikoko.com/