「林修の今でしょ!講座」にて ハチミツに関する特集が放送されました


番組内にて、様々な角度からハチミツの効果・効能に関する研究結果や見解が紹介されました。新型コロナウイルスやインフルエンザへの言及もあり、興味深い内容でしたので各メディアに掲載された情報を引用しながら、番組の内容を紹介します。

連日報道される新型コロナウイルス。ウイルスは弱った体に侵入し猛威を振るう。一番の予防は健康な体を維持すること。

ハチミツは砂糖に比べ甘さは3倍なのに対してカロリーは25%低い。
肥満の人が砂糖かハチミツを1か月取り続けた時の空腹時の血糖値の変化を測定した。砂糖の人は2.2%上昇。ハチミツの人は4.2%下がった。

悪玉コレステロールの数値もマイナス5.8%となった。ハチミツは動脈硬化を遠ざけてくれる。
フラボノイドは血管を拡げ血流を改善してくれる。ハチミツにコーヒーの組み合わせで血管を老けさせないパワーがアップする。
フラボノイドは熱に強いので熱しても冷やしても大丈夫。バターにはビタミンEが入っていて血管の酸化を抑えてくれる。


ハチミツには約190種類の栄養成分が含まれている。

最近よく抗菌パワーという言葉を耳にする。抗菌の菌とは細菌とウイルスのこと。体のなかにハチミツを取り入れると、ある成分が体内に入った細菌やウイルスを撃退する可能性がある。

ハチミツの成分は体内に入ると酵素と反応して細菌を消毒する物質を作り出す。インフルエンザウイルスにも、新型コロナウイルスにも脂肪の膜がある。この膜が殺菌成分をガードしている。
長崎大学の研究で、ハチミツにはインフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあることが分かったという。さらにハチミツのフラボノイドがウイルスの遺伝子を破壊してくれる。ハチミツは1日30g程度とるとよい。それを超えると糖質のとりすぎとなる。ハチミツは生後1歳未満の乳児が食べると乳児ボツリヌス症を発症する危険がある。